【書評8】人生攻略ロードマップ 迫祐樹

これは若手実業家でインフルエンサーでもある迫さんの最新本。年齢に関わらず、どなたにも非常にお勧めのビジネス書。会社員であったとしても、会社以外のスキルを身につける大切さや、副業・起業の重要性が理解できるだろう。私にとって本書は、約20年前に世界的ベストセラーとなったロバート・キヨサキ氏の「金持ち父さん、貧乏父さん」以来の衝撃であり、バイブルとしてこの内容を早速実践していくことにした。しかも「金持ち父さん貧乏父さん」より再現性が高いのが◎。

「人生を攻略した状態」とは、お金・時間・人間関係など、人生のありとあらゆる制限や不安を取り除いた状態のこと。人生においてあらゆる自由度、主に、金銭的、時間的、精神的、身体的な自由度を最大化することと同義。迫さんが大事にしているのは、時間とその時間を買うための自己投資。人生攻略のために今のトレンドであるプログラミング、動画編集などの学習をお勧めしているのは他のインフルエンサーと変わらないものの、スクールを利用して時間を節約せよという点と、一本足打法にならないように、事業の多角化を勧められ、かつ、自ら実践されているところがさすが。

金銭的に豊かになるとは、投資→回収を高速で回すこと。自己投資が最もコスパの高い投資いう考えは重要。ご自身で経営されているスキルハックスというオンライン完結のプログラミングスクールは充実した動画での学習がメインで、質問がし放題なので利用者には利便性が高く、価格が抑えられている点が差別化のポイント。各種スキルには向き不向きがあることは事実なので、何かに絞る前にいくつかかじってみてはどうかという、迫さんの示唆はごもっとも。悩みすぎて動きが取れないようではいけないと、自分への戒めとしてインプット。

「やりたいこと」が見つからないのは、「やれること」の幅が少ないから。情報収集と勉強を続けることで視野を広げ、「やれること」を増やすべし。「お金を稼ぐ」と「価値を提供する」は同義。希少性・優位性が差別化の基本でビジネスの本質。何を学ぶのか、方向性が固まったら、アウトプットを意識しながら学ぶこと。ある程度、ビジネスが軌道に乗ったらセルフブラック化を避けるために、「事業の一部」を外注、「事業そのもの」を人に任せる自動化を目指すべき。更には事業の多角化を通じてリスク分散を図るべき。金融商品への投資は資産を守るためとの位置付け。あくまでも自己投資、事業への投資を優先。

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 大手証券会社の東京オフィス→香港→パリ→サンフランシスコオフィスで法人営業→サンフランシスコで脱サラし、開業した飲食店が繁盛店に→コロナショックで日本に撤退→Web制作とデザインの勉強を始める。→飲食店向けに特化したサブスク型のホームページ制作サービスを立ち上げ。