人はえてして変化を好まず、現状を守ろうとしがちです。チャレンジというのは高い目標を設定し、現状を否定しながら常に新しいものを創り出していくことです。そのためには困難に立ち向かう勇気とどんな苦労も厭わない忍耐、努力が必要なのです。
出典「京セラフィロソフィ」稲盛和夫著
現状維持の方がラクではありますが、自分の成長のためにはチャレンジあるのみです。新しいことに挑戦するにはまずは勇気や覚悟がいります。実行のためには忍耐力と努力が必要です。新しいことを成し遂げるには、「何がなんでもやり遂げる」という、闘争心が必要なのです。これは学業、スポーツ、趣味、ビジネスのどれにおいても同じです。ラクをしながら大きな成果を残せるほど世の中甘くはありません。他の人みんなが努力している中、自分がラクをしてしまえば、結果は自ずから見えてしまいます。もし高い目標を掲げるなら、誰でもチャレンジ精神をもち続けなければなりません。それは長い茨の道を進むようなものですが、きっとその先には自分の成長、経験、成功が待っていることでしょう。