私は、書評ブログとメルマガを始めて、もうすぐ2ヶ月経つが、情報発信に少しずつ興味が出てきた。最近、一番関心が高いのはYouTubeだ。今年から5Gのサービスが日本でも始まり、これから動画のコンテンツがもっと増えていくと予想される。私としても、YouTubeを一視聴者として利用するだけでなく、発信者として活用してはどうかと考えたのが、この本を選んだきっかけの一つだ。また、この本の著者の鴨頭さんは、ビジネス系YouTuberとして、ためになる動画を大量にアップされていて、私もこれまで、たくさん試聴させて頂いており、彼に馴染みがあったこともこの本を選んだ理由の一つだ。
著者は、Twitter、Facebook 、Instagramの3つと、ブログ、YouTubeの2つを分けて、前者は最新のもののみ利用される傾向があるが、後者は昔のコンテンツも利用される点で違いがあるという。更にブログは、注意して読まないといけないが、YouTubeは聞き流しでもOKという点が違う。ブログとYouTubeは、始めた当初はクオリティが低いとしても、継続しながら改善していけば良いと言う。最初から視聴者がたくさんいるわけではないので、アウトプットを通じて少しずつ改善を続ければ良いというわけだ。しかも、ブログもYouTubeも自分のコンテンツが資産となり、ファンが増えてくれば、昔の記事や動画も遡って見てもらえるとのことなので、無駄にならないように継続したいという動機づけも働くだろう。しかもビジネスに生かすなら絶対にYouTubeをやるべきだと著者は言う。今ならまだブルーオーシャンだが、発信者が増える前に始める方がいいと言うのは、その通りだろう。ブログとの違いとしては、伝えることができる情報量の大きさで、YouTubeの方が有利だと言う。
これから伸びると予想されるジャンルとしては、「ハウツーもの」「教育」「ニュースと政治」などの学びに特化したコンテンツがお勧めとのこと。ニッチな分野でディープな情報発信をするのがコツだという。成功のためには週2回の動画配信を継続できる根気強さが必要で、YouTubeでは日々の努力をコツコツ積み重ねられる人が強いらしい。継続力のある人が大きな成果を残せるとのことだ。まずは、質より量を目指す方がより実践的であるらしい。自分の好きなことに絞って発信すると、量や質の両面で優位性を保ちやすい上、継続しやすいため、結果的に、成功につながりやすいと言う。楽に稼げるようにはならないらしいが、著者の強い押しもあって、私もだんだんその気になってきた。(笑)
カンタンに売れるのになぜYouTubeをやらないんですか!?
カンタンに売れるのになぜYouTubeをやらないんですか!? [ 鴨頭 嘉人 ]