【書評11】英語スクール集客 だからあなたのスクールには生徒が来ない おさち

著者のおさちさんは、英語スクール集客の専門家で、本書もタイトルに「英語スクール集客」とあるものの、コロナ禍で「集客にお悩みの多くの方」にも役立つ内容だ。本書で最も大切なポイントは次の2点。

  • ポジショニング
  • コピーライティング

集客のために突破すべき3つの壁とは

第1の壁「認知」

第2の壁「教育」

第3の壁「販売」

「認知」とは、あなたの商品・サービスを知ってもらうこと

「教育」とは、あなたの商品・サービスに好感、そして必要性を持ってもらうこと

「販売」とは、あなたの商品・サービスを買ってもらうこと

ポジショニングについて

どんなに良い商品を持っていても『認知』されないと意味がない。

→「認知」させることが大切

→「認知」させるための戦略が、ポジショニング

→ポジショニングとは「認知」されるための見せ方を考えること

→ポジショニングを考えることで、あなたの商品・サービスが人々の目に留まり、興味をひき、記憶に残り、話題にのぼり、集客につながりやすくなる

→ポジショニングとはあなたの得意な分野、独自性、専門性をはっきりと打ち出すこと

→ポジショニングとはあなたの専門性を人々に広く伝え、認知させること

ポジショニングのための3つのテンプレート

①専門性

②No.1戦略

③唯一戦略

①の専門性とは

  • あなたの得意な分野
  • あなたが結果を出している分野
  • 専門✖️専門のかけ算

②のNo.1戦略とは『具体性』と『地域』を掛け合わせることで「地域No.1」を目指すこと。『具体性』とは「数」と「率」の観点で、ニッチ分野でライバルに優っている部分。『地域』はあなたの住んでいる地域。No.1戦略の利点は認知されやすいこと。→お客様の「安心したい」と「失敗したくない」というニーズを満たしやすい。

③の唯一戦略とは、「あなたにしかないものを打ち出す」こと。

  • 他のライバルとの違い→独自性を探すこと
  • 掛け算→何かと何かを組み合わせることで唯一性を生み出すこと

コピーライティングについて

コピーライティングとは文章で人を行動させるスキル

→お客様を行動させるメッセージの伝え方が大切

→まずは、お客様の本当のニーズをつかむこと

→お客様の行動を起こさせるためには次の2点が重要

  • お客様の感情を揺さぶり
  • 行動意欲(モチベーション)を高めること


英語スクール集客: だからあなたのスクールには生徒が来ない

この記事を書いた人

ニック

 大手証券会社の東京オフィス→香港→パリ→サンフランシスコオフィスで法人営業→サンフランシスコで脱サラし、開業した飲食店が繁盛店に→コロナショックで日本に撤退→Web制作とデザインの勉強を始める。→飲食店向けに特化したサブスク型のホームページ制作サービスを立ち上げ。