【稲盛和夫流考え方】公私のけじめをつけるメリットBEST3
- 目次
- 公私のけじめをつけるメリットBEST3
- 公私のけじめを大切にする(京セラフィロソフィより抜粋)
- 公私のけじめをつけるとは
- 公私のけじめをつけるメリットBEST3を解説
- 公私のけじめをつけるためのアクションプランBEST3
- 結論
公私のけじめをつけるメリットBEST3
- 会社に利益が残る
- 振る舞いが正々堂々となる
- 気持ちが前向きになる
公私のけじめを大切にする(第1章の3 P. 230)
仕事をしていく上では、公私のけじめをはっきりつけなければなりません。これは、ささいな公私混同でもモラルの低下を引き起こし、ついには会社全体を毒することになってしまうからです。私たちは、公私のけじめをきちんとつけ、日常のちょっとした心の緩みに対しても、自らを厳しく律していかなければなりません。(出典:京セラフィロソフィ)稲盛和夫
公私のけじめをつけるとは
経営者はどの程度自由に会社の経費を使っていいのだろうか?交通費、交際費、宿泊費、ガソリン代等々グレーゾーンが広いため、会社の規程、個人のモラルにより様々というのが答えだ。グレーゾーンとはプライベートと仕事の境界があいまいで、経費として処理しても経理上バレにくい項目のことだ。仕事で使ったもののみ経費処理をすることが公私のけじめをつける第一歩だ。
公私のけじめをつけるメリットBEST3を解説
- 会社に利益が残る
公私混同をやめることで経費が減ると、会社に利益が残りやすくなる。中小企業の経営者やフリーランサーなら、税金を低く抑えるためにもっと経費を使いたいと思うかもしれない。実際、そのように指導されている税理士の方もいると聞く。しかし、会社に残った利益が多ければ多いほど、新規事業への投資や不景気の際の備えにもなる。事業の健全性を保つためには公私混同による支出は論外であり、全ての支出を抑えるべきだ。
- 振る舞いが正々堂々となる
プライベートで使ったレシートを経費処理して大丈夫と思っている人も多いだろうが、時には、ボロが出て、恥をかいたり、追加の税金を取られたりすることもある。こういったリスクをなくし、人から軽蔑されないためには、節度が必要である。
- 気持ちが前向きになる
自分は正しい経費処理をしていると自信を持って言えるだけで、誰でも爽やかで晴れ晴れした気持ちになれる。気持ちが前向きになると、やる気が増し、仕事でもプライベートでもいい効果が期待できる。
公私のけじめをつけるための3つのアクションプラン
- 「生き方」を読む
稲盛和夫氏の著書「生き方」は100万部を超える大ベストセラーで海外でも読まれている名著だ。これは人として何が正しいか、人生をどう歩むべきかを説いた人生哲学の本だが、読みやすく仕事でもプライベートでも大いに考えさせられる良書である。ぜひポチってもらって、すぐにでも読み始めてもらいたい。
- 運動をする
運動が健康増進に役立つことを皆さんご存知でも、忙し過ぎて、ほとんどの方が運動に取り組めていないのが実際のところではないだろうか。ぜひ散歩、ジョギング、筋トレなど簡単なことから、まずは始めてもらいたい。運動をすればするほど、その効果を実感できるだろう。
- 目標を設定する
仕事でもプライベートでも何かに取り組む際には、最初に目標設定が必要だ。毎月何か新しいことにチャレンジしてみるのがオススメだ。初めは簡単な課題からスタートし、徐々に難易度を上げていくのがいいだろう。毎月仕事とプライベート両方の目標を立ててみることで、毎月ワクワクしながら過ごすのはいかが?
結論
公私のけじめをつけると後ろめたさがなくなり、人生に前向きになれる。その結果、あなたの仕事でも成果が出始め、プライベートも好転する。ぜひ、今日から実践してみよう!