稲盛和夫氏から学ぶ 「ものごとの本質を究める/ Pursuing the truth of things」

 稲盛和夫氏(京セラとKDDIの創業者、JALの名誉会長)によると、私たちは一つのことを究めることによって初めて真理やものごとの本質を体得することができる。与えられた仕事を転職と思い、それに全身全霊を傾けることだ。それに打ち込んで努力を続ければ、必ず心理が見えてくる。

 私が共感したのは、人格とは、仕事に打ち込むことによって身についていくものであるということ。すなわち、人格は環境によって、また状況によって変化するということ。自分の性格を変えたいと思うのであれば、理想の自分を目指して仕事に打ち込むことだ。完全主義を貫き、仕事に打ち込みながら、三年がたち、五年がたち、そして十年がたっていく。そうするうちにだんだん物事の本質が究められるようになってくると稲盛氏は述べておられる。大事なことは、「自分の一生、このままでは終わりたくない。もっといろんなことをやりたい」と思うならば、仕事を好きになり、今日よりは明日、明日よりは明後日と創意工夫を重ねていかなければならないということだ。それを長年続けることが大切と稲盛氏も述べておられる。

Pursuing the truth of things

 According to Mr. Kazuo Inamori (founder of Kyocera and KDDI, honorary chairman of JAL), we can learn the truth and the essence of things by pursuing our work. Think of the job you are given as your lifework, then devote yourself to it. If you devote yourself to it and continue your efforts, you will surely see the truth.

 What I sympathize with is that personality is something that you can acquire by devoting yourself to your work. In other words, personality changes depending on the environment and the situation. If you want to change your personality, work harder by envisioning your ideal self. Three years, five years, and ten years go by, sticking to perfectionism and devoting yourself to work, you will gradually understand the essence of things. The important thing is, if you want to achieve something bigger or do more, you have to love your work and keep doing your best creatively day by day. Mr. Inamori also stated that it is important to continue it for many years.

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 大手証券会社の東京オフィス→香港→パリ→サンフランシスコオフィスで法人営業→サンフランシスコで脱サラし、開業した飲食店が繁盛店に→コロナショックで日本に撤退→Web制作とデザインの勉強を始める。→飲食店向けに特化したサブスク型のホームページ制作サービスを立ち上げ。