【稲盛和夫流考え方】バランスのとれた人間性を備える

稲盛和夫氏(京セラとKDDIの創業者、JALの名誉会長)は著書の「京セラフィロソフィ」で、以下のように述べておられる。

バランスのとれた人間とは、何事に対しても常に「なぜ」という疑問を持ち、これを論理的に徹底して追求し、解明していく合理的な姿勢と、誰からも親しまれる円満な人間性をあわせもった人のことをいいます。私たちがすばらしい仕事をしていくためには、科学者としての合理性とともに、「この人のためなら」と思わせるような人徳を兼ね備えていなければなりません。

これは人と一緒に仕事をしていくには自分の能力だけではなく人間性が大切であるという教えだ。仕事に関してはスキルが重視されがちだが、チームで仕事をしていく際には、それだけでは不十分である。特に自分がリーダーや経営者であれば、スキル以上に人間性の方が大事な資質となる。尊敬できない上司のもとでは、部下は誰もベストなパフォーマンスを発揮できない。一方、カリスマ経営者と呼ばれる方々は皆、その人間性の素晴らしさから、人として大変尊敬されている。

With a well-balanced humanity

Kazuo Inamori (founder of Kyocera and KDDI, Honorary Chairman of JAL) stated in his book “Kyocera Philosophy” as follows.

A well-balanced human being always has a question of “why” for anything and has not only a rational attitude of pursuing and clarifying this logically, but also humanity everyone loves.In order for us to do a great job, we must have rationality as scientists and human virtue that makes us think “for this person”.

This is a teaching that not only one’s ability but also humanity is important for working with people. Skills tend to be important when it comes to work, but that’s not enough when working as a team. Especially if you are a leader or a manager, humanity is more important than skills. Under an unrespectable boss, no one can perform at his best. On the other hand, all the people who are called charismatic leaders are highly respected as human beings because of their wonderful humanity.

この記事を書いた人

ニック

 大手証券会社の東京オフィス→香港→パリ→サンフランシスコオフィスで法人営業→サンフランシスコで脱サラし、開業した飲食店が繁盛店に→コロナショックで日本に撤退→Web制作とデザインの勉強を始める。→飲食店向けに特化したサブスク型のホームページ制作サービスを立ち上げ。